プランクトンのあしあと

逡巡 (スイス#3)


登山可能日二日目

高山病は回復してきたが、昨日のテストクライミングの疲労と筋肉痛がある

そして、懸垂下降の準備なしで登るのはリスクが高すぎると感じる

その装備も足りないし、今日もアタックはできない

チャンスは明日しかないことになった

明後日昼の飛行機で帰国なので、明日はジュネーブに移動したかったくらいだけれど

時間にも余裕はないし、追加の装備もかなりの金額になる

自分の力が通用するのか、見極めるべき限界をちゃんと知っているのか

ここで妥協できない理由はなんなのか

残された時間で決断のための準備



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装備を揃えるため一度、Zermattに降りた

結論はGOだった

心のブラックボックスでどんな反応系があった結果なのか、自分でもわからない



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下界から見上げると、余計に鋭さを増したように見える気がする



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今日もヘリが飛び交う



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7人中4人が亡くなった、悲劇として語られる初登頂の物語

その際に切れたロープ

見てテンションは下がるが、もう自分は動き出している



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懸垂下降用ロープ、ハーネス、エイト環、ピッケル

アイゼンと一緒に日本から持ってくればよかったが、考えうる道具は揃った

今はこれ以上考えずに眠ろう

午前3時に目覚めたら、よく見て、考え、ひたすらに必要な行動を続けよう
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by satogie | 2014-11-09 23:39 | <スイス> | Comments(0)