プランクトンのあしあと

カテゴリ:<吐噶喇>( 20 )

青い世界に島ひとつ

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帰ってきた

いつもの、あの島



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くつろぎのキャンプ場

皆さんの道具で年々、ハイテクに、快適に

梅雨前線の落し物の後は、空にアーチ



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西の港で潜ってみる

2m級のサメが海底に落ちていて、テンションが下がる

その後、潮が効きだし、港の奥なのに全力でもゆっくりしか進めなくなった

この港の堤防の外は、後付けのヒレで行ける世界ではない



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東の港

ちょうど数時間の格闘の後、ようやく魚が浮いてきたところだった



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奥の低い堤防まで連行



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タイガーシャーク様、水あげ



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陽が沈む

みな、竿を握る



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再び西の港から、ひとつ北の島の灯台のひかり



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視界が同じ色に染まる



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トビウオより先に、鯵より先に、夜がやってきた


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陽が落ちて、島のみなさんがトビウオ掬いに集まってきた

昆虫と同じ方法で、トビが集められ掬われる

でも旅人の目には、こんな光景も風流


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今回も本当にお世話になりました

目に焼き付いた数年前のトビウオサーチライトの光景

今夜も奥行きのない闇に、光が伸びる



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今夜はパシャ・・パシャくらい



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陽が昇り、一日が始まり、挑戦は終わった

帰りのフェリーから見えるのは、いつもの堤防と、揺れる手と手






<あの島>
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by satogie | 2015-08-22 22:24 | <吐噶喇> | Comments(2)

青と緑と黒い闇の島




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また、来てしまいました

あぁ、落ち着く・・・



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夜の騒乱が想像できない、平和な港



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まずはキャンプ場の主、革命軍総司令閣下にご挨拶

なんと、山奥にぽいっちょ捨てて頂けました

いざ、入山



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少し歩けば、標高370m地点

1時間は短縮できたはず。限られた勝負の時間、ありがたい

あとは、尾根をひたすら下るのみ



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下れども下れども海が近づかない

しかしほとんど人はこないだろうに、山道はとても整備されていて迷わない

この道を往復したのは島外ではおいらで2人目とのこと



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1時間で海岸に到着

火山石と灰を散りばめた、男の箱庭といった感じ



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ヒラスズキ釣りの雰囲気

持ってきた足ヒレが虚しい

トビポップに60cmくらいの茶色い魚が2度襲いかかるも、乗らず



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波が落ちてきたので、ジグをぶん投げてみたら、カスミちゃんヒット

綺麗



帰りも何故か1時間で道路に戻れた

そして、闇を待って、港へ降りる












月が昇るまで、何度も散発的にトビウオが飛び散るが、射程距離に入らない

深夜になり、雲のほとんどない空に、半月が眩しく輝く

ダメかな・・



でもGTは釣れていた。釣った人にその場所に案内してもらう

ついて間もなく、目の前でトビが散り散りにはじけ飛ぶ

ルアーはあさっての方向に投げていたので、慌てて回収

ボイルがやけに長い、もしかして間に合うか

投げ直したルアーに、トビがぶつかる手応えが伝わってくる

その手応えのリズムがどんどん加速する

予感に汗がにじむ

衝撃の瞬間、反射的にアワセを入れつつ後ろに飛んでしまった

8号の撚り糸は魚の重さを伝え切る前に、弾けて飛んだ

それが、この夜の最高点だった










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フェリーの時刻表が変わり、さよならの時間が早くなった

本土に着いてからは楽だけど

この島の岩は基本的にもろいけど、港脇のこの岩は固くてボルダー向き

ランディング悪すぎなのと、低いとこの苔ぬめりがあれですが



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懲りるとかいう次元の話ではないので、また戻ってまいります

お世話になりました!






<吐噶喇列島>
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by satogie | 2013-07-22 23:46 | <吐噶喇> | Comments(0)

島へ

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トビウオの季節、2年ぶりの島



ここまでの苦労を乗り越える力も、準備の楽しさも、懐かしい再会も



この素敵な島があればこそ
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by satogie | 2012-07-09 19:57 | <吐噶喇> | Comments(3)

特別な夜

もしも、大きな魚と出会った時、震える心があるのなら


知っておいた方がいいと思う


世界には、こんな人々と、こんな夜があることを


Σ`っ  Э っっっっっっ
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by satogie | 2012-04-15 01:00 | <吐噶喇> | Comments(3)

楽しい宿題




<第五夜・下>




竿を持つ手は利き手の右に変更してるし


足の曲げ伸ばしも上手く使えている


不安材料の腰も、どうやら大丈夫


よし、きたぞ魚はもう足元だ・・・勝てる!


・・・・あれ?何故足元でいや~な感触がするんだろう


どうやらこんなところに岩が潜んでいたらしい


無理はできない。魚が動いて糸が外れるのを待たねば


そしてまた岩でザリザリやるを2、3度繰り返す。マズいぞ


なんとかアドバイス通り慎重に危機を脱したものの、時間をかけすぎたらしい


いや、それ以前の問題だったかもしれないけど


・・・握力が、無くなった


竿を持っていられないので、肘の内側で竿を引っ掛ける


すると、血流が滞って、ますます力が入らなくなる


鯵はまだまだ元気そうで、変わらぬ力で竿を真下に絞り込む


こ、こうなったら・・・△×□Φ


とにもかくにも、よいしょよいしょの掛け声と共に


もう動けない釣り人の前に、みんなが鯵を引き上げてくれた




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よっぽど倒れる寸前だったのだろう。Kjくんに支えまでして頂いての撮影


浪人鯵 30kgくらい


すいませぬ








貴重な時合の時間はもう少しだが、指も曲げられない釣り人は、しばしお休み


しかし今夜最大のドラマは、ここからだった


今夜の恩人、NNさんの竿がひん曲がっている


本人は軽やかに踊りながら!?


腕の力だけで魚を足元に封じ込めているけど


たぶん常人には、そうゆうことのできる魚はかかっていない


ほら、やっぱりね・・・




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鯵じゃないぞ!




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イソマグロ dogtooth tuna トカラ犬 40kgくらい?


これは俺が初鯵を釣らせてもらったトカラ最強ルアー


犬もまっしぐら




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漢っすわ~







1時間くらい堤防で冷凍マグロ生活してから釣り再開


もうあとは思い出優先、自作ルアーで攻めることにした


その1投目、ゴツン。まじか




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思い出、ありがとう!


旅の最後の魚は、銀河目鯵だった


満足は、通り越したよ




ここでしかできない釣り、ここを目指して集う釣り師達


1人では味わえない、この空気


釣り方はブザマだったけど、でも嬉しい、巡り合わせてもらった魚


朝まで堤防で余韻に浸りたかったけど


これは梅雨の季節の楽しみ。今夜は滝のような雨が降り出し、終わりを悟らせた




魚から、鯵道の先輩方からもらった宿題


ゆっくり、でもじっくり、やっていこう


再び、梅雨の季節になるまで


それまでは、準備することが、きっとこの釣りの楽しみ

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by satogie | 2010-07-23 02:59 | <吐噶喇> | Comments(4)

ワンスモア




<第五夜・上>




ルアーを水平にふらふらと落としたい


最終夜を前に、釣れそうだと思うルアー、ベスト2が戦死


釣れると判ってるルアーは売ってるけど、瞬間最大経済力がない・・


あとは、お尻から沈んでいくやつしかない


明るいうちに港に行って、泳がして悩んで


ルアーの頭に糸状のオモリを巻いてみた


それでも不満な動きなので、沈ますときに糸を緩める作戦をたてた


さて、どうなるやら




週末の今夜は、ワンナイト釣行の4人も参戦して


合計8人のジャイアントアジンガーが、コンクリートブロックの舞台に立った


豪華メンバーからくるいつもと違う空気にちょっと飲まれつつ


ルアーを操りながら、集中力を高める




いつもの時合が訪れるころ


対岸から歓声とかウギャーとかウヒョーとか聞こえてくる。なんかあったな・・・


対岸の小さな堤防は足元が浅く、根が荒いのだが、鯵はいるのだ


(泳いで確かめたが、海ヘビに海から追い出された。あいつ毒あるからって調子のってる)


ワンナイト釣行の超ベテラン達が、ベイトリールに糸っつうか紐を巻いて


そこに力の勝負を挑みに行ったようだ


どうやら、1匹に切られて、1匹を見事仕留めたらしい


釣ったのはいつも愛車にイタズラしていくHRさんか・・・


自分には挑戦権がないので、こちらで投げ続けるのみだ




最終の今夜はとにかく、全て出しきるまで投げようと思っていた


この雰囲気を、身体で覚えて帰ろうと思っていた


小さなアタリにしっかりとアワセを入れた後で、こちらで先ず自分にくるとはと思った


ただ釣るだけじゃない。楽しむだけじゃない


この5日間の集大成としての、1匹にしなければ


ならないのだけど・・・

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by satogie | 2010-07-22 01:17 | <吐噶喇> | Comments(0)

ここには確かにいる




<第四夜>




今夜は、餌釣りのおじさんが1人と例の4人で


再び、ベテランのお2人から勉強させてもらう日になった




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まずは見事に適所狙い撃ちしたCTさんの鯵があがった


じつは密かに自分もダブルヒットしていたが、ぽろり。以降アタリなし




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鯵の計量には何やら高度なテクノロジーが用いられているようだ




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ついでsGTさんとの綱引きに負けた鯵が浮いてきた




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ふつうのサイズだと余裕の横綱相撲であっさり寄せてしまう。さすが・・


この後、右上の網で水揚げ


そんなsGTさんさえ苦しめてたっぽいもう1匹の逃げた魚は


いったい何キロあったんだろう・・・





どこに弱い部分があってもいけない、とても繊細な釣りだから


いつかさらなる怪物への挑戦券が回ってくる時には


自分史最高の準備を、しとかなきゃいけないな

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by satogie | 2010-07-20 02:33 | <吐噶喇> | Comments(0)

新人健闘




<第三夜>




今夜の堤防に集結したのはベテラン2人、新人2人の4人




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ファーストヒットは今季から島に住み込んでいる新人のKjくん


すでに40kg級も仕留めたということで、サクッと25kg超級を水揚げ




その後はみんなにアタリが頻発するものの、なかなかガッチリかからない


”コッ、ココココココン”と弱ーいアタリが続くが、アワせると抜けるのだ


なんだか小魚がじゃれついてるみたいなんすけど・・・


「ああ、それは、GTが甘噛みしてるんだよ」とベテランCTさん


むぅ、それならばと、アタッた時に竿一本分糸を送り込んでから合わせてみた


果たして、お魚との糸電話遊びが、体力全開運動に変わる


本当だ!


もう1人の新人も多少マシに闘えるようになってきただろうか・・・




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浪人鯵 20kgくらい




今夜の時合も2時間ほどで終了。リズムが見えてきた

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by satogie | 2010-07-16 02:10 | <吐噶喇> | Comments(2)

敗北から知る




<第二夜>




昨夜、堤防であがったGT(浪人鯵)は二本


そのうちの一本に巡り合えて、これ以上ない旅の始まりだった


だから今夜は、こんな見事な敗北を、余計あっさり受け入れたかもしれない


ベテランの実力と、鯵の底力




今夜は、堤防の先端で、この旅で一番お世話になったベテランのsGTさんと2人きり


雨の切れ間を狙って、遠雷のフラッシュライトの中をひたすら投げ続ける中


sGTさんは立て続けに20kgまでの浪人鯵を3本、銀河目鯵を2本


こちらその間、アタリすらなし・・・




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あせる・・・


あせるけど、どこか嬉しくもあるのは、きっと釣りの奥深さを感じるから


この趣味、やめられないわけだ




もっとゆっくり、もっと弱々しく、昨日のルアーを動かしてみる


あせりも、気負いも、伝わらないように


今日はアタリがはっきりわかった。やはり小さく小さく”コツン”


それがアワセたとたん、その正体をあらわす


たぶん昨日釣ったやつより大きいだろう。止まらない


対岸の傍まで引きずり出された糸から嫌な感触が伝わる


何度か珊瑚の根に擦り付けられた糸は、やはりもたなかった


200lbs(約100kg)まで耐える糸がズタズタだ


明日からは330lbsにしてみよう




遠雷はさらに激しさを増し、眩しさが今夜の闘いの終わりを決心させた

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by satogie | 2010-07-15 00:27 | <吐噶喇> | Comments(0)

人生最大




<第一夜・下>




島の露天釣具店で釣れてるルアーを売ってもらって


動かし方はエキスパートの方に教えてもらって


その魚がかかった後は、リアルタイムで闘い方のアドバイスをもらって


へばりそうになったら、ハッパをかけてもらって


浮いてきた魚を、網で引きずり上げてもらって




いろんな人達に助けてもらった


自分で釣ったなんて言えないし


アタマも見事に真っ白だったけれど


腕の痛みも背骨の痛みも、なんだかそんな悪くないものに変わっていく


闘いは、終わったんだ




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浪人鯵 135cm 30kg


人生最大魚、更新

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by satogie | 2010-07-11 23:31 | <吐噶喇> | Comments(8)