プランクトンのあしあと

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楽しい宿題




<第五夜・下>




竿を持つ手は利き手の右に変更してるし


足の曲げ伸ばしも上手く使えている


不安材料の腰も、どうやら大丈夫


よし、きたぞ魚はもう足元だ・・・勝てる!


・・・・あれ?何故足元でいや~な感触がするんだろう


どうやらこんなところに岩が潜んでいたらしい


無理はできない。魚が動いて糸が外れるのを待たねば


そしてまた岩でザリザリやるを2、3度繰り返す。マズいぞ


なんとかアドバイス通り慎重に危機を脱したものの、時間をかけすぎたらしい


いや、それ以前の問題だったかもしれないけど


・・・握力が、無くなった


竿を持っていられないので、肘の内側で竿を引っ掛ける


すると、血流が滞って、ますます力が入らなくなる


鯵はまだまだ元気そうで、変わらぬ力で竿を真下に絞り込む


こ、こうなったら・・・△×□Φ


とにもかくにも、よいしょよいしょの掛け声と共に


もう動けない釣り人の前に、みんなが鯵を引き上げてくれた




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よっぽど倒れる寸前だったのだろう。Kjくんに支えまでして頂いての撮影


浪人鯵 30kgくらい


すいませぬ








貴重な時合の時間はもう少しだが、指も曲げられない釣り人は、しばしお休み


しかし今夜最大のドラマは、ここからだった


今夜の恩人、NNさんの竿がひん曲がっている


本人は軽やかに踊りながら!?


腕の力だけで魚を足元に封じ込めているけど


たぶん常人には、そうゆうことのできる魚はかかっていない


ほら、やっぱりね・・・




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鯵じゃないぞ!




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イソマグロ dogtooth tuna トカラ犬 40kgくらい?


これは俺が初鯵を釣らせてもらったトカラ最強ルアー


犬もまっしぐら




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漢っすわ~







1時間くらい堤防で冷凍マグロ生活してから釣り再開


もうあとは思い出優先、自作ルアーで攻めることにした


その1投目、ゴツン。まじか




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思い出、ありがとう!


旅の最後の魚は、銀河目鯵だった


満足は、通り越したよ




ここでしかできない釣り、ここを目指して集う釣り師達


1人では味わえない、この空気


釣り方はブザマだったけど、でも嬉しい、巡り合わせてもらった魚


朝まで堤防で余韻に浸りたかったけど


これは梅雨の季節の楽しみ。今夜は滝のような雨が降り出し、終わりを悟らせた




魚から、鯵道の先輩方からもらった宿題


ゆっくり、でもじっくり、やっていこう


再び、梅雨の季節になるまで


それまでは、準備することが、きっとこの釣りの楽しみ

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by satogie | 2010-07-23 02:59 | <吐噶喇> | Comments(4)

ワンスモア




<第五夜・上>




ルアーを水平にふらふらと落としたい


最終夜を前に、釣れそうだと思うルアー、ベスト2が戦死


釣れると判ってるルアーは売ってるけど、瞬間最大経済力がない・・


あとは、お尻から沈んでいくやつしかない


明るいうちに港に行って、泳がして悩んで


ルアーの頭に糸状のオモリを巻いてみた


それでも不満な動きなので、沈ますときに糸を緩める作戦をたてた


さて、どうなるやら




週末の今夜は、ワンナイト釣行の4人も参戦して


合計8人のジャイアントアジンガーが、コンクリートブロックの舞台に立った


豪華メンバーからくるいつもと違う空気にちょっと飲まれつつ


ルアーを操りながら、集中力を高める




いつもの時合が訪れるころ


対岸から歓声とかウギャーとかウヒョーとか聞こえてくる。なんかあったな・・・


対岸の小さな堤防は足元が浅く、根が荒いのだが、鯵はいるのだ


(泳いで確かめたが、海ヘビに海から追い出された。あいつ毒あるからって調子のってる)


ワンナイト釣行の超ベテラン達が、ベイトリールに糸っつうか紐を巻いて


そこに力の勝負を挑みに行ったようだ


どうやら、1匹に切られて、1匹を見事仕留めたらしい


釣ったのはいつも愛車にイタズラしていくHRさんか・・・


自分には挑戦権がないので、こちらで投げ続けるのみだ




最終の今夜はとにかく、全て出しきるまで投げようと思っていた


この雰囲気を、身体で覚えて帰ろうと思っていた


小さなアタリにしっかりとアワセを入れた後で、こちらで先ず自分にくるとはと思った


ただ釣るだけじゃない。楽しむだけじゃない


この5日間の集大成としての、1匹にしなければ


ならないのだけど・・・

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by satogie | 2010-07-22 01:17 | <吐噶喇> | Comments(0)

ここには確かにいる




<第四夜>




今夜は、餌釣りのおじさんが1人と例の4人で


再び、ベテランのお2人から勉強させてもらう日になった




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まずは見事に適所狙い撃ちしたCTさんの鯵があがった


じつは密かに自分もダブルヒットしていたが、ぽろり。以降アタリなし




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鯵の計量には何やら高度なテクノロジーが用いられているようだ




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ついでsGTさんとの綱引きに負けた鯵が浮いてきた




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ふつうのサイズだと余裕の横綱相撲であっさり寄せてしまう。さすが・・


この後、右上の網で水揚げ


そんなsGTさんさえ苦しめてたっぽいもう1匹の逃げた魚は


いったい何キロあったんだろう・・・





どこに弱い部分があってもいけない、とても繊細な釣りだから


いつかさらなる怪物への挑戦券が回ってくる時には


自分史最高の準備を、しとかなきゃいけないな

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by satogie | 2010-07-20 02:33 | <吐噶喇> | Comments(0)

新人健闘




<第三夜>




今夜の堤防に集結したのはベテラン2人、新人2人の4人




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ファーストヒットは今季から島に住み込んでいる新人のKjくん


すでに40kg級も仕留めたということで、サクッと25kg超級を水揚げ




その後はみんなにアタリが頻発するものの、なかなかガッチリかからない


”コッ、ココココココン”と弱ーいアタリが続くが、アワせると抜けるのだ


なんだか小魚がじゃれついてるみたいなんすけど・・・


「ああ、それは、GTが甘噛みしてるんだよ」とベテランCTさん


むぅ、それならばと、アタッた時に竿一本分糸を送り込んでから合わせてみた


果たして、お魚との糸電話遊びが、体力全開運動に変わる


本当だ!


もう1人の新人も多少マシに闘えるようになってきただろうか・・・




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浪人鯵 20kgくらい




今夜の時合も2時間ほどで終了。リズムが見えてきた

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by satogie | 2010-07-16 02:10 | <吐噶喇> | Comments(2)

敗北から知る




<第二夜>




昨夜、堤防であがったGT(浪人鯵)は二本


そのうちの一本に巡り合えて、これ以上ない旅の始まりだった


だから今夜は、こんな見事な敗北を、余計あっさり受け入れたかもしれない


ベテランの実力と、鯵の底力




今夜は、堤防の先端で、この旅で一番お世話になったベテランのsGTさんと2人きり


雨の切れ間を狙って、遠雷のフラッシュライトの中をひたすら投げ続ける中


sGTさんは立て続けに20kgまでの浪人鯵を3本、銀河目鯵を2本


こちらその間、アタリすらなし・・・




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あせる・・・


あせるけど、どこか嬉しくもあるのは、きっと釣りの奥深さを感じるから


この趣味、やめられないわけだ




もっとゆっくり、もっと弱々しく、昨日のルアーを動かしてみる


あせりも、気負いも、伝わらないように


今日はアタリがはっきりわかった。やはり小さく小さく”コツン”


それがアワセたとたん、その正体をあらわす


たぶん昨日釣ったやつより大きいだろう。止まらない


対岸の傍まで引きずり出された糸から嫌な感触が伝わる


何度か珊瑚の根に擦り付けられた糸は、やはりもたなかった


200lbs(約100kg)まで耐える糸がズタズタだ


明日からは330lbsにしてみよう




遠雷はさらに激しさを増し、眩しさが今夜の闘いの終わりを決心させた

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by satogie | 2010-07-15 00:27 | <吐噶喇> | Comments(0)

人生最大




<第一夜・下>




島の露天釣具店で釣れてるルアーを売ってもらって


動かし方はエキスパートの方に教えてもらって


その魚がかかった後は、リアルタイムで闘い方のアドバイスをもらって


へばりそうになったら、ハッパをかけてもらって


浮いてきた魚を、網で引きずり上げてもらって




いろんな人達に助けてもらった


自分で釣ったなんて言えないし


アタマも見事に真っ白だったけれど


腕の痛みも背骨の痛みも、なんだかそんな悪くないものに変わっていく


闘いは、終わったんだ




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浪人鯵 135cm 30kg


人生最大魚、更新

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by satogie | 2010-07-11 23:31 | <吐噶喇> | Comments(8)

夢舞台延長戦

<第一夜・上>



夜の闇の深さは、刻々と変化している


この堤防にくると、普段そんな意識を失くしていたことに気付く


人の顔どころか、自分の手元すらよく見えない闇の中


星々と夜光虫達が、上下それぞれに生き生きと輝いている




帰ってきたよ




糸が突然、真下の闇の中に引きこまれた


網を使うまでもなさそうなので、糸を掴んで引っ張り上げる




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銀河目鯵 50cmくらい




夜も更け、その身を少し失った月が昇ると


堤防の上は見違えるほど明るい世界に変わった




しばらくして、やにわに港の中が騒がしくなった


今はもうはっきりと見える海面で、長径30mほどの白い楕円が、ざわめいている


よく見ればそれはトビウオの塊で、何かに追われ、沸き立っている


全力でその楕円目掛けて疑似餌を投げ込み


糸に神経を集中しようとするよりも早く


小さな違和感が手元に伝わってきた


心臓にびっくりするなよといいきかせながら、竿を大きく起す




日本代表が夢を追い、まだパラグアイと闘っているころ


南の島で、今まで経験したことの無い、強い海の生き物との闘いが始まった

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by satogie | 2010-07-07 23:52 | <吐噶喇> | Comments(0)

ゾーブ

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なにやらあやしい球体が登っていく



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位置エネルギーMAX



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中には水と人間が



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もう一種類、水なしで身体を固定するやつはもっとおそろすいらしい

全国5ヶ所ににそんざいする恐怖スポット、ゾーブ



-徳島-
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by satogie | 2010-07-06 22:47 | <ほか> | Comments(0)