人気ブログランキング
|
話題のタグを見る
投稿内容
タグ
ブログタイトル
ウェブ全体
フォロー
|
ログイン
|
ブログ開設・作成(無料)
このブログの更新通知を受け取る場合は
ここをクリック
プランクトンのあしあと
satogie.exblog.jp
ブログトップ
試登 (スイス#2)
魔の山登山に使えるのは三日間
あわよくば到着翌日、その一日目の本日早朝出発などと考えていたが、見事に高山病
悩む事もなく、ホテル・シュワルツゼーで朝日を迎える
空が白むとともに一面の雲も掻き消え、山が姿を現してきた
と思ったら、また東壁から雲が伸び始める
朝から慌ただしくヘリが飛び回る
山頂には見事、登頂を成し遂げたであろう人影が見えるが
ヘリ救助されている
不安・・
ヘリと月と北壁
クライマーならこっちから?
想像できない
陽光の中、羊の群れが現れた
体調は優れないが、じっとしている時間もない
出掛けよう
ベースキャンプが見えてきた
登山は標高3260mのヘルンリ小屋で一泊し、午前3時に4478mの山頂を目指すのが一般的のよう
しかし、ヘルンリは現在工事中で、登山者はだいたいここに泊まっているようだ
位置は丁度、Schwarzseeとヘルンリ小屋の中間ほど
ここまで来るにも分岐があり、ちょっと道を間違えたりした
いきなり日の出前に歩こうとしたのは無謀だった・・
ヘルンリ小屋が見えてきた
ここまでの高低差は678m
昼になり、雲も晴れ、山頂付近もよく見える
早朝、ブンブン飛び回っていたヘリコプター
せっかくやし、もうちょっと行ってみよう
ここからは、もしかしたら死ぬかもしれない領域に突入
出だしはフィックスロープがある
先行パーティはロープを使用しつつ登っていく
とりあえずそれには頼らずフリーソロしてみる
ずっとこのレベルなら続けられないことはなさそうやけど
下り、どうしよう・・
ヘルンリ小屋を見下ろす
この先はしばらく、こんな感じのよう
今日のところは、このへんにしよう・・
ちょっと登ってからの方が、頂上が遠く感じる
道も、すごくわかりにくい
あそこまで行って、生きて帰ってくる
今の自分にできるのか、その判断の根拠となる経験はあるのか
この時点で心は一度、半分以上折れていた
細く頼りない雲がたなびく
Zermattもだいぶ遠くなった
この景色を見に来たということで、旅を終えてもいいのかな
帰り道、西日を受け、東壁は陰になる
残り二日
もしも挑戦するのなら、よくよく考えてからだ
何かあっても、自分しかいない
by
satogie
|
2014-11-03 22:04
|
<スイス>
<< 逡巡 (スイス#3)
一人魔の山 (スイス#1) >>
カテゴリ
<釣行>
<クライミング>
<突行>
<ほか>
<小笠原>
<吐噶喇>
<ネパール>
<東ティモール>
<マダガスカル>
<スイス>
<登山>
以前の記事
2016年 09月
2016年 03月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 02月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 07月
2014年 05月
2014年 03月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 01月
2011年 11月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 02月
2010年 01月
その他のジャンル
1
競馬・ギャンブル
2
部活・サークル
3
米国株
4
中国語
5
投資
6
スピリチュアル
7
フィギュア
8
癌
9
留学
10
不動産
最新の記事
Castle Hill Ba..
at 2016-09-15 22:16
South Pacific ..
at 2016-03-12 21:40
Castle Hill Ba..
at 2016-01-29 00:49
Castle Hill Ba..
at 2015-12-16 20:42
赤目
at 2015-11-17 21:01
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
泳いでいれば沈まない。
by satogie
プロフィールを見る
画像一覧
XML
|
ATOM
Powered by
Excite Blog
会社概要
プライバシーポリシー
利用規約
個人情報保護
情報取得について
免責事項
ヘルプ
ファン申請
※ メッセージを入力してください